子どもが大人になり、家に残っている子ども向けの本をそろそろ片付けようと本棚を見て、久しぶりに手にした一冊の絵本。
THE RABBIT’S WEDDING(「しろいうさぎとくろいうさぎ)
…………
THE Rabbits’ Wedding”(邦題「しろいうさぎとくろいうさぎ」)
After a while the little black rabbit stopped eating and sad down, and looked very sad.
(しばらくすると、くろいうさぎは たべるのをやめて、また かなしそうな かおをして、すわりこんでしまいました。)
“What’s the matter?” asked the little white rabbit.
(「どうしたの?」しろいうさぎが ききました。)
“I’m just thinking,” replied the little black rabbit.
(「うん、ぼく、ちょっと かんがえてたんだ。」と、くろいうさぎは こたえました。)
“What are you always thinking about?” asked the little white rabbit.
(「さっきから、なにを そんなに かんがえてるの?」しろいうさぎは ききました。)
“I’m just thinking about my wish,” replied the little black rabbit.
(「ぼく、ねがいごとを しているんだよ」)
“What is your wish?” asked the little white rabbit.
(「ねがいことって?」しろいうさぎが ききました。)
“I just wish that I could be with you forever and always,” replied the little rabbit.
(「いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ」 くろいうさぎは いいました。)
…………
“I wish you were all mine!” said the little black rabbit.
(「これからさき、いつも きみといっしょに いられますように!」
くろいうさぎは いいました。)
“Do you really wish that?” asked the little white rabbit.
(「ほんとに そうおもう?」しろいうさぎが ききました。)
“I really do,” replied the little black rabbit.
(「ほんとに そうおもう」くろいうさぎは こたえました。)
“Then I will be all yours,” said the little white rabbit.
(「じゃ、わたし、これからさき、いつも あなたと いっしょにいるわ」と、 しろいうさぎが いいました。)
“Forever and always?” asked the little black rabbit.
(「いつも、いつも、いつまでも?」くろいうさぎが ききました。)
“Forever and always!” replied the little white rabbit.
(「いつも いつも、いつまでも!」しろいうさぎは こたえました。)
…………
And so the two little rabbits were wed and lived together happily in the big forest.
(こうして、二ひきの ちいさなうさぎは けっこんしました。二ひきは、おおきな もりのなかで、たのしく くらしました。)
And the little black rabbit never looked sad again.
(それらかというもの、くろいうさぎは、もう けっして、かなしそうなかおは しませんでしたって。)
これは、「シャーロットの贈り物」や「大草原の小さな家」の挿絵を描いたアメリカのイラストレーター「ガース・モンゴメリー・ウィリアムズ」が自ら文と絵を手がけた“THE Rabbits’ Wedding”(邦題「しろいうさぎとくろいうさぎ」)の一節。
森の中で遊ぶ小さな黒いウサギと白いウサギ。馬跳びやかけっこや隠れんぼをしている時、黒いウサギが見せる寂しそうな顔に白いウサギが気づくものの、どうしてなのか、その理由を黒いウサギはなかなかいいません。ついに黒いウサギは、いつもいつまでも白いウサギと一緒にいたいという願いを口にします。それをちょっと強く願うと、ついに願いが叶うというお話。いつもいつまでも一緒にいたいと思うことのできる相手と出会い、いつもいつまでも幸せに暮らす喜びを愛らしい絵とともに語る素敵なストーリーです。
私たちはもちろん、ウサギたちのように大きな安全な森の中で暮らしている訳ではないし、1年中タンポポを食べていれば言い訳でもないし、飛んだり跳ねたりするだけで1日が事もなく終わる訳でもないのは周知の事実。それでも、お互いのことを大切に思うことのできるパートナーがいれば、心豊かな生活が送れるはずだと思うのです。
幸せな家庭を築くために
子どもたちが適齢期を迎え、子どもの同級生や自分の友だちのお子さんがどんどん結婚をしているのに、自分の子どもにはそういう相手もいなさそうだし、ましてや結婚するつもりがあるのかないのかもわからない時、親ならそれはそれは心配になってしまいます。
ネットや地元紙に掲載されている結婚相談所を利用するのも一つの方法。それぞれの相談所から資料を取り寄せたり、ホームページを見たり、口コミもチェック。ここで考えるのは、自分の子どもにふさわしいパートナーを紹介してくれる所なのかということ。
子どもの結婚に対する思いを聞いてくれ、親の気持ちもくみ取ってくれる相談所。そこは、医師や歯科医や弁護士や経営者といった肩書きや年収、そして学歴だけでお相手を紹介するだけでなく、子どもにとって本当に幸せな結婚とは何かを一緒に考えてくれるところなのか。
もし、自分の子どもが自分のことに精一杯で、お互いを大切にするという意識にまで成長していない場合、ちゃんとそこに気づかせてくれるところなのか。そういった観点から結婚相談所を選び、自分の子どもに勧めたいと思うのです。
・ 子どもにとって本当に幸せな結婚とは何かを一緒に考えてくれる
・ お互いを大切にするという意識を芽生えさせてくれる
親が子どもの結婚に望むことは一つ。「幸せになってくれること。」
これまで多くの方の痛みや悩みに向きあってきた現役の歯科医師が運営する結婚相談所「エルデザイナーズ銀座」なら、親と一緒に、または親に代わって子どもの婚活を託すことができるのではないでしょうか。