エルデザイナーズがあるのは、銀座の並木通り。銀座を歩いていて本当に多く目にするのが、素敵なマダムたちの姿です。お洒落で颯爽としていて、高級ブティックのウィンドウを覗く目がイキイキとしていて、とてもチャーミング。そんな素敵なマダムたちに共通するのは、ちょっとスポーティーな部分があること。ボーイッシュなショートヘアだったり、デニムのパンツであったり、こだわりのスニーカーであったり、どこかに若さを感じさせる要素を上手に取り入れているようです。アクセサリーでもお化粧でも、どんどん重ねていくのではなく、上手に引き算をしている-そんな姿を見ていると、「ああ、こんな風に年を重ねていきたい!」と思うのです。

さて、婚活の現場でも多くのミドル・シニアの方が活動していらっしゃいます。順調に出会いを重ねて、ご結婚に至る方もあれば、なかなか・・・という方がいらっしゃるのも事実。

どうすればミドル・シニアの方々が効率的に良いお相手に巡り合えるのか、ここで考えたいと思います。

まず、女性の方々が婚活を初めて思うのは、ご自分に見合うような男性が少ないということ。男性はお化粧やヘアカラーをしない分、そのままの姿で勝負。そうなると同年代であっても女性より男性の方が年上に見えてしまいます。勿論、その逆も然り。ジムなどで身体を鍛えて若々しい肉体を維持している男性には、年齢相応の外見の女性にはあまり興味が持てないかも知れません。それならば、結婚した後、一緒にショッピングやジムに出かけ、お相手いの外見を一緒にブラッシュアップするのも楽しいと考えるのはいかがでしょうか。こんな風に考えて、お見合いのお申込みをしたり、先方からのお見合いを受けたりして、出会いのチャンスを多いに活かしてほしいのです。「外見はそれほどでないけれど、本当に優しい人でした。」「話題が豊富で、写真よりも実物の方がずっと素敵/お綺麗でした。」といったご連絡を会員様からいただくこともあります。人間は外見だけでないこと、もう十分にわかっているつもりでも、今一度、お相手の内側や積み重ねてきた様々な経験に興味をもつようにすることが、ミドル・シニアの婚活では大切だと思うのです。

次に直面するのは、対象年齢の違い。つまり、自分ではいいなと思っていても、そのお相手がパートナーに望む年齢層に自分があてはまらないという、何とも悲しい事実です。特に男性はいくつになっても若い女性を好む傾向にあり、中には60歳代や70歳代であってもお子様が欲しいという男性もいるほどです。その反対に女性は同年代のお相手を望む方が多く、そこにペアリングの難しさが発生しています。

ここで考えたいのは、体力にも気力にも満ち溢れ、歓喜するような事もあれば、難しい問題も次々を乗り越え、そして至った現在の自分の姿と気持ち。十分な時を経てきた今、お互いの過去に猜疑心を抱いたり、未来を不安に思ったりすることなく、心から安心して過ごせるお相手と穏やかな時間を過ごしていきたいーそう考えられるようであれば、お相手に望むことは、同じ様な気持ちを抱いているという一点に限られるのではないでしょうか。

これからが人生の第二幕。エルデザイナーズでは、ミドル・シニアの方々の婚活を応援しています。