忙しい

婚活中、お相手に使わない方がいいのは、「忙しい」という単語。これは会話でもSNSでメッセージのやりとりをする時も同じです。自分がどれだけ仕事に一生懸命打ち込んでいるか、自分を必要としている人がどれだけいるか、自分の重要性をお相手に知ってほしくて「忙しい」という言葉をつい使ってしまうことがあると思います。しかし、「忙しい」という言葉を使うことで、意図しなくても「あなたのために割く時間はない」というニュアンスがお相手に伝わってしまうことがあるのです。

本当に忙しくてどうしても時間が作れない場合には、「本当はすぐにでも会いたいのだけれど、どうしても時間のやりくりができない」とか、「今週は毎晩、仕事が遅くまでかかってしまいそうだけど、来週なら大丈夫」といった具合に、「忙しい」という言葉に全てを集約するのではなく、きちんとお相手に忙しい理由を伝え、それでも「会いたい」という気持ちを表現することが大切だと思うのです。「忙しい」という言葉をお相手に投げかけるだけ投げかけておいて、「自分が(仕事などで)大変なこと、詳しく説明しなくても分かるはず」と考えるのは、かなりの時間を共有してきた男女間でのお話し。婚活中の男女には全く当てはまりません。

特にSNSのメッセージで「忙しい」という言葉が送られてくると、一気に気分が下がってしまうという話を会員様からよく聞きます。肉声で「忙しい」と聞けば、その人の声のトーンなどでその忙しさを想像できることもあります。しかし、活字で送られてきた場合には、なんと寒々しく響くことか。

婚活中は男女ともに気持ちがデリケートになっているはず。そのため、相手が深い意味もなく発した言葉にいつも以上に傷ついたり、その人とのご縁に可能性を感じなくなったりするものです。本人はそのつもりはないのに、ちょっとした言葉の選択のミスで、本当だったら上手く進展するはずのご縁が台無しになってしまうのはとても勿体ないと思うのです。

「忙しい」が口癖になっている人、婚活の時には要注意です。

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