自分（私･僕･俺）って〇〇だから
「私って優柔不断だから」
「私って不器用だから」
「私って抜けているから」
「自分って呑気だから」
「自分って楽観的だから」
「自分ってせっかちだから」
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親や兄弟、そして友人や学校の先生から度々言われてきて、自分でもそれなりに納得している「自分の性格を表す」言葉の数々。自分はどういう性格と聞かれたり、説明したい時によく使うのではないでしょうか。
ただ、婚活の場では、「自分（私･僕･俺）って〇〇だから」と伝えるのは、なるべく避けていただくことをオススメします。
お見合いの席でお会いするのは、これまで全く接点の無かった人。どのような子供時代や学生生活を送り、仕事ではどのような人たちに囲まれて、どれほど一生懸命に仕事をしているかなど、全く知らない人なのです。お見合い後、交際が成立してデートをすることになっても、まだまだお互いのことは殆んど知らない状態です。
そのようなお相手に「自分って〇〇だから」と言い切りの形で伝えてしまうのは、自分に対する先入観をお相手に与えることと同じだと思うのです。
自分がどのような人物なのか、そこに興味を抱いてもらわないと、自分ばかりがお相手のことを「いいな」と思っていても、交際にはならないし、交際になったとしても長くは続きません。「自分はこのような性格の人間です」と宣言してしまうのではなく、こんな面もあんな面もあること、上手にお相手に理解していただくのが婚活では大切なポイントなのです。
それに加え、「自分って〇〇だから」という言葉には、自分自身を〇〇という範疇に縛ってしまうような影響もあるかと思います。例えば、「自分って気が利かないから」と口に出してしまったとします。それを聞いたお相手は「この人は気が利かないんだ」と思ってしまうはず。また、自分の中でも無意識のうちに、「気が利かない面があるのが自分。そこを受け入れてくれない人とは上手くいくはずがない」と考えている自分がいるのではないでしょうか。
誰もが自分では気付かない魅力をいくつも持っているはずです。そんな魅力の数々にお相手が気付く前に、自分でその可能性を狭めるのは本当に勿体ないことだと思うのです。
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