若かった頃、親は勿論、大学のOBや会社の上司から言われるお小言を鬱陶しく感じたものです。大抵そのお小言は、「今の若い人たちは」とか「自分たちが若い頃は」で始まります。今の若い人たちは、礼儀がなっていない。自分たちが若い頃は、今と違ってどんなに大変だったか… 耳を傾けつつも内心、「今とは時代が違うのよ」と思ったりしたものです。
それでも自分に子どもが生まれ、その子どもたちも大きくなりいっぱしの口を聞くようになると、あれほど鬱陶しかった例の決まり文句「今の若い子たちは」とか「ママが学生の頃は」をのたまっている自分に気が付きます。反省をしながらも、「自分の子どもの足りない部分をきちんと指摘してあげられるのは親しかいない」などと考え直しつつ、今日も親子の小さなバトルが勃発します。
さて、結婚相談所には実に多くの年代の方がカウンセリングやご入会のためにいらっしゃいます。どの人も社会で今まさに活躍している、もしくは活躍をしてきた人たちばかりです。それでも社会常識がなかったり、マナーがあまりよくない人も中にはいらっしゃるのです。例えば、私たちがお渡しした返信用の封筒で必要書類を提出する場合、「エルデザイナーズ株式会社 行」となっている封筒の宛名は、当然、「エルデザイナーズ株式会社 御中」とか、「エルデザイナーズ株式会社 ご担当者様」とするべき。それが、「エルデザイナーズ株式会社 行」のままであったり。紅茶を飲むときも、スプーンをカップに入れたまま、カップに口をつけて飲んだり。本当なら、子どもの頃に大人から教わったり、周囲の人たちの行動を見て身に着けているはずのごく当たり前のこと ― それができない人が結構いるのです。
ハイクラスの人との結婚を望むのであれば、こうしたマナーを身に着けているのは大前提。ところが、マナーが身についてないから、社会常識に反しているからといって注意をしてくれたり、気づかせてくれる人など、そうはいないはず。
結婚相談所には色々なところがあります。婚活をするのであれば、ちょっと足りていない部分を親ほどには直球でなくとも、やんわりと指導してくれるところ ― そういった親心をもつ結婚相談所に是非入ってほしいと思うのです。エルデザイナーズ銀座のカウンセラーも「子どもの幸せを願う親の気持ち」を忘れることなく、皆様の婚活を応援したいと考えています。
婚活についてのご相談はエルデザイナーズ銀座にお任せください。オンラインでのカウンセリングも承っております。