27歳の超エリート男性とダウンタウンのハンバーガーショップに勤める43歳の女性の出会いと葛藤を描いた小説「White Place(邦題:僕の美しい人だから」。作家は49歳でこの世を去ったグレン・サヴァン。スーザン・サランドンとジェームズ・スペイダーが登場人物のノラとマックスを演じた映画も1991年に日本で公開されています。

親子まではいかないにしても、かなりの年の差。そして学歴も社会的な地位も正反対の2人。その2人が周囲の目を気にしたり、自分の中にある価値観と葛藤したり、それぞれに思い悩みながらも、やがて男性が女性にこう言います。 「恥ずべきは、きみを恥じた僕の心だった。きみを求めてる。きみを愛してる。」

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日常生活のどんな場面でも、年齢のことって話題になると思います。増してや、年齢を重ねてくれば来るほど、実際の年齢よりも若く見られた方が嬉しいし、相手の年齢も気になってしまうもの。自分よりも年齢がかなり上の人と話をする時には、それなりに緊張するし、何となく話づらかったり。反対にかなり下となると、相手の若さに気後れしたり、ちょっと諭してあげたくなったり。

婚活の現場にいると、年齢差を気にせずにお相手探しをする方が結構いらっしゃることに気づきます。ご自分の年齢よりもかなり若い女性との出会いを求める男性たち。男性に多大な年収があり、都心に住めるのであれば、男性の年齢は一切気にならないという若い女性たち。かなり若い男性とのご縁を望む女性たち。

どのようなお相手を望むかは、勿論、本人の自由です。それでも、「僕の美しい人だから」のような展開って、本当に本当に少ないと思うのです。年齢を重ねてきた人にかなり年下の人が好意を抱くのは、その人がこれまで経てきた経験があるからこそ、今のこの人があるんだという理解に達した時ではないでしょうか。

それなら、結婚相談所を通じた婚活で、かなり年齢差のあるお相手に巡りあうことは難しいのでしょうか?答えはイエスでもあり、ノーでもあります。自分の親のような年齢の男性からお見合いのお申し込みがきたら、多くの女性は年齢だけでお断りをすると思うのです。それは、男性の方が若い場合も同じこと。それならば、結婚相談所や結婚相談所の連盟が主催している婚活のイベントやパーティーに出かけてみるのがおススメです。実に色々なパーティーが開かれていますが、参加者の年齢が幅広いものも沢山あります。こうしたパーティーで出会う人は、巷の婚活パーティーとは異なり、身元がはっきりしている上に、できるだけ早く結婚をしたいと考えている人たちばかりです。結婚相談所を通じた活動では、まずはお相手のプロフィールを紙面で見てから、お見合いへと移ります。だから、実際に会うまでは、その人が醸し出す雰囲気などはわかりにくいかも知れません。一方、パーティーやイベントでは直接、その人の雰囲気などを感じることができるのが最大の魅力。こうした出会いから、年齢の差を越えて結婚したカップルもいます。

年齢差がかなりあるお相手を探す時には、ルックスや学歴、年収、婚歴など、すべてがパーフェクトな人を探すのではなく、年齢に的を絞る分、その他の部分は少し柔軟に考えることも大切です。昔からよく言うではありませんか、「二兎追うもの一兎をも得ず」って。

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