「仕事と私のどちらが大切?」
「仕事と私のどちらをとるの?」

最近のテレビドラマではあまり登場しないセリフかも知れませんが、少し前までは、恋愛ものであっても、ファミリーものであっても、ちょっとした男女間のいざこざの場面には、必ず女性の口から飛び出してきたフレーズ。そう言われた男性は、大抵口ごもってしまうか、「き、き、君だよ」などと返答するのがお決まり。

このナンセンスな質問は、決して男性側に答えを求めているのではなくて、もっと自分のことを見てほしい、もっと自分のために時間を割いてほしいという女性の切ない思いから発せられたもの。もちろん、傍から見れば仕事と自分 ― 全く存在価値の異なるものを同じ土俵にのせるなんて、少々、子どもっぽいと感じてしまいますが・・・

婚活の現場では、このセリフを言うのは女性ではなく、男性の方が多い気がします。お相手の女性に「仕事と僕、どちらが大切?」「仕事と僕、どちらをとるの?」と男性が直接聞くことはありませんが、お見合いや交際の最中、そうした疑問を感じる男性が多くいるのです。

男性と肩を並べて仕事をすることが女性にとって当たり前となった昨今。結婚をしたいけれど、キャリアもあきらめたくないという女性がますます増えています。結婚をしたら家庭に入り、良き妻、良き母として一生を過ごしたいと願う女性よりも、こうした上昇マインドをもった女性の方が多いという印象すらあります。

その一方で、「仕事を持つ女性に惹かれる男性」と「家庭に入ってくれる、もしくは仕事よりも家庭を重視してくれる女性に惹かれる男性」の数を比較してみると、だいたい半々か後者の方が若干多いようです。お見合いの席で、女性の方がどんなに今、仕事に打ち込んでいて、これからもその仕事を頑張っていきたい ― そんな話を熱心にしてしまうと、「この女性と結婚しても、家庭よりも仕事の方を優先にされてしまうのではないか?」とか「旦那さんのことはどうでもいいの?」と男性に感じさせてしまうこともあるのです。こうした思いを抱く男性は、仕事で重責を負っている分、ゆっくりくつろぐことのできる温かい家庭を持ちたいと思うお医者様や経営者の方が多いようです。

仕事を一生懸命にしながらも女性が婚活をするのは、仕事をすることと同じように家庭をもつことが大切だから。この女性の気持ちを理解できる男性が多くなるといいですよね。それに、女性の方もこうした考えを上手にお相手の男性に伝えることができれば、きっとお見合いも交際も、そして結婚生活も上手くいくと思うのです。

女性は「自分の希望は〇〇」と言い切るのはなく、希望を伝えながらも、お相手の考えや気持ちを受け入れる余地がある、2人でよく話し合って今後のことをきめていくつもりということを男性に伝えるのことがポイントだと思います。

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