最近、「〇〇世代」というワードをよく耳にします。

生まれたときからインターネットが存在していて、デジタルツールを当たり前のように使いこなせる10代後半から20代半ばまでのZ世代。日本では「バブル世代」とか「団魂ジュニア世代」と呼ばれる1960年代半ばから1970年代後半生まれのひとたち(私もそのひとり…) は、ちょうどZ世代の親たちにの年代で、X世代。XとZの中間、Y世代は1980年ごろから1990年半ばごろまでの生まれた人たちのこと。2000年というミレニアムを越えて成人になったことから、「ミレニアム世代」とも呼ばれていますよね。

結婚相談所に入会している会員の方々の中心は、ミレニアム世代とミレニアム世代に近いX世代、つまり26歳~50代前半といったところでしょうか。しかし、婚活の現場にいると、少しずつZ世代も増えてきているという実感があります。

デジタルネイティブの若者たちは、どうやら時間の使い方が古い世代とは異なるようで、デジタルツールを使って多くの関心事を同時に効率的に楽しむことができるとか。そう言われるとゲーム機を傍らに置き、イヤホンでお好みの音楽を聴きながら試験勉強をし、しかもクッキーを焼いていた自分の子どもの勉強に向かう姿勢(態度)も、あながち間違いでなかったのでは?などと感じます。Z世代と呼ばれる人たちは、自分自身が向上するため、あまり意味のない事柄に時間を費やすことはせず、少々ストイックに生活を送っていた一部のY世代とは違い、もっとしなやかに人生を楽しんでいる印象を受けます。

何から何までデジタル化が進み、私などのようなX世代にとっては、ちょっと困ったことがあって電話で問い合わせをしようにも、そもそもそういった問い合わせ窓口がなかったり、契約書から宣伝用のチラシに至るまで紙の文面が減っているために、情報を取り逃がしたり、確認すべきことがきちんと確認できていなかったりするなんてことも多々ありますが…

デジタルに強い人たちが婚活市場に増えてくるのに従い、婚活もマッチングアプリはもちろん、入会から成婚まですべてがオンラインで完結する結婚相談所も出てきています。時間にかかわらず婚活ができる点、人目を気にする必要がない点など、オンライン婚活には利点がいっぱい。ただ、アプリを使う人が増えているとは言え、相手は同じアプリを使っている人である必要があったり、相談窓口があったとしても、入会時からまったく対面をしていないカウンセラーやコンシェルジュなどがその人の育った環境や考えを理解していない中、相談に乗ることができる本当の意味でのアドバイスができるのかといった疑問も残ります。

これからの結婚相談所は、「デジタルに強く、人情に厚い」必要があると思うのです。

エルデザイナーズは、現役の歯科医師が運営する結婚相談所。医師や歯科医師、会社経営者や士業などのハイステータスな方々の結婚、そしてそうした方々との出会いを多くサポートしてきました。成婚まで多くの方々を導いてきた実績を誇るカウンセラーも在籍しています。上手な婚活の方法などのノウハウも豊富です。婚活に対してご不安などをお持ちの方は是非、エルデザイナーズ銀座にご相談ください。