いよいよ本格的な梅雨のシーズンとなりました。雨が続くと、気持ちもだんだんと下がってくるし、なんとなく体もだるい。今度のお休みにはショッピングに出かけようと思っていたり、友だちと会う約束をしていたりするのに、それすらも億劫になってしまうようなこと、ありますよね。特に何をしたわけでもないのに、気がつけばもう休日の夕方！なんてことも。そんな時、「こんな日もあるよね」と考えられる人もいれば、「（まるで何か重要なことをしなかったかのように）とても勿体ないことをしてしまった」とかなり後悔をする人もいるようです。
何か有意義なことをしていないと、何かを無駄にしている気がする。
常に頑張っていないと、怠けているような気がする。
結果が伴わない頑張りでも、一生懸命努力をしたということに一定の評価が得られたり、自分自身も充足感を味わうことができる ー 「過程」「軌跡」を大切にする日本特有の考え方には、良い面もありますが、必要以上に自分自身に無理をさせていることもあると思うのです。「楽して楽知らず」（意味：苦労をしないと、安楽のありがたさがわからない）とか「「楽は苦の種、苦は楽の種」（意味：今の苦労は、将来の楽につながるのだから耐え忍ばなければいけない）など「楽」と戒めるの諺（ことわざ）が多くあり、事あるごとに周囲も自分も「頑張る」ことを期待し、自分に強いてきたのだから無理もありません。
婚活の場合も同じこと。理想的なお相手に出会うために、アプリを常時チェック。仮交際の相手とは、連絡を絶やさないよう、どんなに疲れていようとも小まめにLINE。寸暇を惜しんで自分磨き。そんなに努力努力を積み重ねると、だんだんと婚活が辛いものになってしまうと思うのです。
こんな諺だってあります。
「百日の労一日の楽」（意味： 働くばかりが能ではなく、時には休むのがよい）
いつも自分を叱咤激励して婚活をするのではなく、たまには（特に今日のように雨の時などは）婚活のことから離れて、ゆっくりゆったり過ごすのも良いと思うのです。
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