立春を過ぎ、寒いながらも陽ざしや空気に少しずつ春の気配を感じるようになってきました。今週以降は全国的に春本番の暖かさとか。本格的な春の訪れももうすぐです。

アースカラー中心の街並みが、やわらかい色彩に代わり、町行く人々の足取りも軽くなる春。

ところが、せっかくの春なのに、気分がふさぐことも・・・ そうした状態を表すのが「春愁(しゅんしゅう)」ということば。春は寒暖差が大きく体調を崩しやすい上に、環境の変化も多く、心身のバランスを崩しがち。ストレスを強く感じていなくとも、「なんとなく気分が上がらない」「やる気が今ひとつ出ない」こともあります。こうしたことは、何かと慌ただしい現代だけの話ではなくて、古代ギリシャの医者として知られるヒポクラテスも春風がもたらす体調不良のことに言及しているほど、古くからあるそうです。

春愁の時には、ゆったりと休養をしたり、おいしくて温かいものを口にしたり、好きな本や音楽を楽しむ。軽い運動なども効果的のようです。

もし、パートナーがいないこと、一人でいることが憂鬱の原因の場合には、婚活をゆっくりとしたペース、自分に負担にならない程度のスピード感で始めてみるのもいいと思うのです。軽い散歩に出かけるような感じで・・・

パートナーが出来たら、これまでと同じ景色もきっと違って見えると思うのです。