桜の花も満開を迎え、いよいよ春本番。桜の木の下で、プロポーズを計画している会員の方がいらっしゃれば、満開の桜が見えるホテルレストランで、今日、両家のお顔合わせがあるという成婚退会後のご連絡をくださった方もいらっしゃいます。ここエルデザイナーズ銀座は、春真っ盛りといった感じでしょうか。

それにしても、私たちはどうしてこんなにも桜の花に惹かれるのでしょうか?一説によると、日本人の実に98パーセントの人が桜好きなのだとか。2パーセントの少数派の中には、「桜の花よりもブーゲンビリアの方がいい」というオーストラリア人の友人や、「桜の花の咲き方、散り方に狂気を感じる」という芸術家の知人がいますが・・・

陽光が眩しく温暖な春、新しいスタートの春。そんな春の訪れと共に開花するから。

美しい花も1週間ほどで散ってしまう儚い花であるから。

私たちが桜を愛でるのには、日本の風土や国民性などがどうやら関係しているようです。桜と日本人の歴史は長く、始まりは紀元前の弥生時代にまで遡るそうです。弥生時代と言えば、稲作が広く行われるようになった時代。冬を越え、気温が上がってくる頃に開花する桜を基準に、田植えや稲もみを水田にまく時期を考えていたとのこと。今でこそ、お花見と言えば桜ですが、奈良時代には梅を愛でていたようです。それが平安時代には桜が貴族の中で主流となり、江戸時代には庶民の間にも広がっていったとか。その花見の風習が今に続いているのですね。

毎年訪れる、この華やかで美しい季節。そんな季節、一人でいるのは勿体ないと思うのです。来年の春には、一緒に満開の桜を楽しむことのできるお相手をさがして、私たちと一緒に婚活を始めてみませんか?