関数」って覚えていらっしゃいますか。中学の数学の時間に登場したあの関数のことです。

「 1本100円のバラをx本買うと、代金はy円になる。このとき、yとxの間にはy=100xという関係が成り立ち、これを比例という。また、yをこのようにxの式で表せるとき、yはxの関数であるという。」

これは数学でのお話しですが、婚活にも関数があると思うのです。
勿論、人間という多面的な存在を関数に当てはめることは厳密には不可能。それでも、長い結婚カウンセラーの経験から、婚活には結果を左右するような関数があると感じています。

自分の中でのチェックリスト

例えば、自分の中で既に異性に対するチェックリストが出来あがっている場合、以下のような行為に対し、合否や点数をつけてしまう場合があります。

お見合いの席でのNG行為

お見合いの席では、
「ティーカップの持ち方がNG」
「飲み方がNG」
「しゃべり方がNG」
「話が面白くないからNG」
「格好がダサいからNG」
「プロフィール写真と違って、可愛くない/格好がよくないからNG]

交際中のNG行為

せっかく仮交際に進んでも
「レストランのチョイスがNG」
「SNSで特に用もないのに連絡をしてくるからNG」
「自分のことばかり話すからNG」
「仕事の話ばかりするからNG」

ポテンシャルまでチェックしよう

自分の中で既に異性に対するチェックリストが出来あがっていて、お見合いの度、そして交際中もこのチェックリストの各項目に合否や点数を(勿論、頭の中で)書き込んでいるようであれば、パートナー探しは難しいと思うのです。

どんなにポテンシャルのあるお相手も、この過程を経た段階でマイナス点がかなりのボリュームになってしまっていて、結婚相手としては不合格となってしまいます

このような思考の関数ではどんな「変数A」も結果的に導き出される変数は「-A」ではないでしょうか。

今はまだイマイチでも…

ポテンシャルがあるかどうかを見極め、将来性を確かめよう

人としての成長

忘れてはならないのが、自分もお相手も年齢や経験と共に「変わる」、そして意識をすれば「変われる」ということ。

今、目の前にいるお相手は、将来のこのままの姿ということは決してないし、それはご自分にもあてはまると思います。

「一緒にどれだけ心豊かな生活が送ることができるのか」ということを判断の基準してみるのはいかがでしょうか。

“結婚” と “交際” の違い

結婚が普通の交際と違うのは、お互いに責任を負うことであり、何よりもひとつの道を一緒に歩むこと。歩幅が違っていても、少しづつお互いが調整をしながら、時にはスピードを緩めたり、時にはダッシュもしたりして前に前に進んでいくことができればいいのです。

「この人は自分の結婚相手としてふさわしい人なのか」を判断する場合には、「この人はどれだけ自分の気持ちを汲んでくれる人なのか」「どれだけ柔軟な考え方の持ち主なのか」ということを考えてみてください。

そして、ご自分のことも「果たして自分はこの人のために変わることができるだろうか」とちょっと考えてみることも大事なのではないでしょうか。

結婚相手として判断するには

・ どれだけ自分の気持ちを汲んでくれる人なのかを考える
・ どれだけ柔軟な考え方の持ち主なのかを考える