電車の中でもホームでも。ランチタイムやコーヒーブレイクでも。お風呂の中でもベッドでも。何処も彼処にも携帯電話を手放すことのできない人が溢れています。

携帯電話は便利なツールであることは確かで、特に頻繁に自然災害の起こる日本では、そのモバイル性と搭載された多彩な機能に救われる場面も少なくありません。

この数年、出会い系アプリとは全く異なる、恋人や結婚相手を探すためのマッチングアプリなども充実してきたようです。
仕事が忙しい、これまで結婚の必要性を感じなかったなどの理由で真剣にお相手探しをしてこなかったものの、ようやく結婚をしたい気持ちになり、婚活をさあ始めようと思った時、このマッチングアプリは結婚相談所への入会に比べて利用料も安く、いいのかも知れません。

ただ、マッチングアプリでは思うようなお相手に会えなかった、または結婚には結びつかなかったと仰る方が結婚相談所へのご入会をご検討されることも多いのも事実。
そのような時には、昔ながらのお節介な結婚相談所の存在価値を改めて自覚するのです。

ところで、婚活のツールとしても大活躍の携帯電話ですが、最近、お見合いの席でも携帯電話を手放すことのできない人たちが増えているようです。
お見合いの当日、待ち合わせ場所に行ってみたら、携帯電話の画面から一時も顔を上げないお相手がいた。そんな時、自分は相手からあまり期待されていないと感じませんか。
中には、お見合いの席やファーストデートの時でも携帯電話に届いたメッセージを確認したりする人もいるとか。

片時も携帯電話を手放すことのできない人は、婚活の時には特に要注意。お相手以外の人や物事に興味をもっていることをお相手に感じさせてしまえば、決してその人とのご縁は繋がらないと思うのです。
お見合いの時、そしてデートの時には携帯電話をちょっと鞄にしまい、精一杯、お相手に向き合うこと、それがまずは婚活の第一歩ではないでしょうか。