まだ携帯電話やインターネットが今のように普及していなかったの頃の話。大好きな人とのデートの日、自分が待ち合わせに遅れそうとか、相手がその時間になっても現れないような時、連絡手段がなくて本当に本当に心の底から焦ったり心配をしたりしたものです。その分、会えた時の嬉しさと言ったら、今思えばちょっと恥ずかしくなるほど。それでも、その当時は不便だった反面、相手のことを思う時間は今よりも長く、相手との絆を今よりも大切にしていたのかもしれないなどと思ったりするのです。
外出の自粛期間の延期に伴い、実際に会うスタイルでのお見合いもデートも難しい日がこの後も続きそうです。今は携帯電話もインターネットもあるので、LINEでもSkypeでも ZOOMでも、お相手とコンタクトをとることは簡単です。また、同じ場所にいなくても、インターネットを通じて同じ経験をシェアすることだってできてしまいます。(何と便利な時代なのでしょう!)
ただ、年嵩の私などが心配するのは、タイミングの違いによる気持ちのズレ。つまり、自分が相手と繋がりたいと思うタイミングと相手が自分と繋がりたいと思うタイミングの違いーそれが積み重なってしまうと相手を鬱陶しく思ったり、相手を冷たく感じたりするということなのです。実際、せっかく交際になったのに、オンラインでのやり取りの最中に、一気に気持ちが冷めてしまったという話をよく会員の方から聞きます。
実際に会うことができない今、どうしたらオンラインだけでふたりの気持ちを維持することができるのか考える必要があると思うのです。例えば、オンラインで繋がる大体の時間をあらかじめ決めておく。若い子たちのように「おはよう!」とか、「元気?」とかのメッセージを思うままに送るのは婚活中の大人たちはちょっと控え、ちゃんとした会話が成立するようにオンラインツールを使うのです。そうすれば、お互いのプライベートな時間を尊重しつつ、お相手との絆を少しずつではあっても、着実に強めて行くことができると思うのです。
オンラインツールでの会話の内容も大切。交際が進んでいれば、どのような話題でも盛り上がるとは思いますが、交際が始まったばかりの時などは、やはり楽しい話題の方がいいと思うのです。オンラインで繋がったのに、話題が無くて沈黙の時間が流れるーそんな事態だけは避けたいもの。その為にも、前もって何の話をしようか考えておいた方がいいようです。例えば、最近みた映画とか最近読んだ本のこと。自分もお相手も動物が好きなら、面白い動物の動画をお相手に教えてあげたり、自分のペットを画面に写してお相手に見せたり。こうした話題が膨らんで、「次に外で会う時には、一緒に映画を観にいこう」とか、「銀座のツタヤが面白いから一緒に行こう」などといったフレーズがどちらを問わず自然に出てくるのが理想的ではないでしょうか。
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