ネットには暗いニュースや知りたくもないような芸能ニュースがあふれているし、日常生活もコロナのせいで今までのようにはいかない。そんな時、犬や猫などの動画を観ると本当に癒されるという人も多いはず。 空前の「猫ブーム」に加え、コロナの影響で自宅にいる時間が多くなり、だったらペットでも飼おうと保護猫の譲渡会などで猫を引き取りたいという人が増えているとか。最近では、トカゲやカメレオンなどのエキゾチックアニマルも人気があると聞きます。どうやら、あまり手がかからず、意外にも飼い主に懐いたりするそうです。また、「ざんねんないきもの事典」(高橋書店)が今年も「こどもの本 総選挙」で快挙を遂げたり、テレビでも動物関連の番組が頻繁に放送されていたりするので、どれほど多くの人たちが性別や年齢を問わず、動物が好きで、興味をもっているかをうかがい知ることができます。

結婚をしたら犬や猫を飼いたい。結婚相手にも今、自分が飼っているペット(家の一員)を大切にしてほしい。—動物好きなら、そう思うのも当然。

ところが、婚活ではこのペットのことが原因で折角のご縁が破談になったりすることがあるのです。

アレルギーであったり、小さい頃に動物によって怖い体験をしたからであったり、そもそも動物が苦手であったりと、ペットを飼うことにあまり賛成でない人もいるという訳です。とんとん拍子に交際が進み、あともう一歩で成婚というカップルですら、最後の最後でこのペット問題が浮上して、どうしてもお互い歩みよることができずに交際が終了となったケースもあるほどです。

結婚相談所を通じた婚活の場合、お見合いのお相手はこれまで全く接点のなかった人。その人のお顔や学歴、家族構成や年収、そして何となく人となりはプロフィールからわかるものの、本当の嗜好は実際に交際するまではわからなかったりします。結婚相談所に入会した誰もができるだけ婚活を効率的に進めて、「この人だ!」と思える人に出会って結婚をしたいと考えています。それであれば、数か月間もかけてご縁を育んできたのに、ペットのことで二人の関係が壊れてしまうのは本当に勿体ないと思うのです。もし可能であれば、交際の早い段階でお相手のペット観を確かめておくのもいいかもしれません。

ただし、「猫と犬、どっちが好き?」「結婚したら猫や犬を飼いたい。」という単刀直入な質問や断言ではなく、あくまでもマイルドにお相手のペット観を引き出すことが重要。「この猫の動画、面白いから見て」とか動物の映画の話をちょっと相手に振ってみるなど、少し工夫を凝らすのを忘れずに。それから、ペット観が違っていても、だったらダメなのではなく、きちんと自分の考えを伝えたら聞いてくれる人か、自分の方もお相手の考えを受け入れることができるかどうか、きちんと考えることも大切だと思うのです。

婚活はちょっとだけ頭脳戦なのです。

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