自分のことをとても大切に思ってくれる人がいて 、自分もその人のことを特別な存在に感じる―そんな瞬間って本当に本当に幸せ。こんな幸せを一人での多くの人に味わってほしいというのが、私たち 結婚相談所の願いです。
しかし、こうした幸せを比較的 短期間で見つけることのできる人がいるかと思えば、なかなか掴むことのできない人がいるのも事実。
これまでにお世話をしてきた会員の方々のことを考えると、どんなに優秀な人であっても、どんなに美男美女であっても、笑顔の少ない人はなかなか良縁に恵まれないということに気づきます。
学業や仕事に真剣に取り組み、いつもいつも頑張ってきた人。
愛想や愛嬌よりも実力で戦ってきた人。
面白くないことには、面白くないという顔をする、根が正直な人。
あまり笑わないのには、それなりの理由があるのだと思います。
それでも、笑いひとつなく、いつも真顔、時には不愉快そうな（または怒った）顔の相手とひとつ屋根の下で暮らすのを好む人は少ないと思うのです。
最近ニュースで「世界一幸せな動物」として話題のオーストラリアの有袋類「クオッカ」。彼らが人気なのは、いつも笑っているような顔をしているから。
世界の舞台で活躍するアスリートたちも、ミスを連発した時など、あえて笑顔を作ることで緊張をほぐし、かえってメンタルの強さを発揮。そうしてその苦境を乗り越えるといったことも聞きます。
笑顔には自分だけでなく、目の前にいる人をも幸せな気持ちにする力があるのです。楽しそうに笑うお相手と一緒にいるだけで、「もっともっとこの人と一緒にいたい」という気持ちになるのです。
日本には「笑顔」に関することわざがいくつもありますが、その中のひとつに
「 箪笥長持ち持ってくるよりも笑顔一つの嫁が良い 」というのがあります。どんなに財産を沢山運んでくるお嫁さんよりも、笑顔のお嫁さんの方が幸福な家庭を築くといった意味です。これは勿論、男性陣にも言えること。
だから、幸せな結婚を目指すのであれば、決して笑顔を忘れてはならないと思うのです。
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