地球に存在する生物の数は、まだ知られていない種類も含めて500万~3000万種類。その中で産まれた子どもの世話をする生きものは大抵が鳥類と哺乳類。特に哺乳類の場合、十分に親に愛情をかけられてきた子どもは、ある一定の年頃になると、少しずつ冒険に出るようになり、その反対にあまり親に面倒を見てもらえなかった子どもは、いつまでも親の姿を求め、冒険に出て行こうとしないとか。これは長年、動物を研究している動物学者の先生から聞いたお話。先生曰く、人間以外の哺乳類の子育てはホルモンが影響していて、種の存続のため、子どもの生存率を高める本能的な行動とのこと。人間の場合は、「慈しむ」という高度な感情があり、また社会的な影響も受けることから、子育てはもっと複雑で、悩み多きものなのだそうです。

「自分が育った家庭は仲がいいので、お相手も家族仲のいい人が理想。」
「自分の家族は全員が大卒。だからお相手も自分と同じような家庭の人がいい。」

婚活の現場にいるとよく聞く、こうした会員の方々からの声。こういう声があるかと思えば、お見合いの席やデートの際、お相手が話すのは、自分の家族のことばかり。本当に本人がどう思っているのかわからない・・・なんて話もよく聞きます。

人間の性格や人格を形成するのは、生まれ育った環境、特に親からの影響が大きいのは周知の事実。それでも、保育園や幼稚園、それから学校で出会う友達や先生、そしてもう少し大きなってからの異性からの刺激や影響も多大。色々な経験 — 苦い経験も、恥ずかしい経験も、悔しかったり嬉しかったりする経験も ― がその人の「人となり」をかたち作っていることも決して忘れてはならないと思うのです。

件(くだん)の動物学者の先生の言葉を借りれば、動物の親としての最大のつとめは、子どもが自分自身の力で生きていけるようにすること。人間も然(しか)り。

家族全員が高学歴で、本人もまた優秀であっても、しっかりと大人として生きる力のない人がいるかと思えば、その反対だってありえるのです。色々な家庭があり、色々な人間がいる。一口に「家族全員が大卒以上」とか、「円満な家庭」とくくることのできない難しさが婚活にはあると思うのです。

例えば、家族全員の学歴が素晴らしくて、本人も立派なお医者様とか弁護士の男性。でも、その男性が人を見下すような態度であったなら、結婚したって悲しい思いを女性はすると思うのです。その反対に、決して恵まれた家庭ではなかったけれど、努力を重ねて社会で立派に活躍している男性。自分が苦労をしているだけに、人の痛みもわかる ― そんな男性であれば、きっと良い家庭が築けるとも考えることができます。女性の場合でも、いくら家族仲が良くても、結婚をしたのに暇さえあれば実家に帰ってばかりでは、男性の方は面白くないはず。

婚活中の人が100人いたら、その背景には100の家庭があり、親子の関係や子育ての方法も100通り。自分と全く同じ家庭環境の人を探すのではなく、自分とその人の相性があるかどうか、その人がちゃんと自立をしているかどうかを基準にした方がいい場合もたくさんあるのではないでしょうか。

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