大学で生物学を専攻する娘。日常生活で交わす会話などは何も問題ないのですが、こちらが「放射能が~」とか「ウィルスが~」などの理系ワードを間違って使った時の指摘は結構シビアで、「放射能は放射性物質が放射線を出す能力のこと。浴びるのは放射能じゃなくて、放射線。」、「ウィルスは死なない。だって生物じゃないんだから。」などと言われてしまいます。

もう一人の娘は生粋の文系。そんな2人が先日、けんかをしているので理由を聞いてみると、理系の娘曰く、オゾンホールの話をしていたのに、いつの間にか文系の娘が自分の心にぽっかりと空いた穴のことを話し始めたとのこと。どうしてオゾンホールが心の穴の話になるのかと盛んに憤っていたのです。

恋愛や結婚に関する記事などに度々登場する「理系」「文系」ということば。理系の人たちは文系の人たちのニュアンスがなかなか理解ができなかったり、その反対に文系の人たちは理系の人たちの「結論ありき」の語り口を冷たいと感じることが多いとか。

娘たち2人のようなすれ違い、結婚相談所でも実によくある話です。お見合いの席で好きな場所を聞かれたので「ディズニーランド」と答えたところ、理系のお相手から「僕はディズニーが好きではありません」と言われた。デートの場所を決めるのに何が食べたいか質問をすると、文系女子から「何でも・・・」とはっきりしない返答がきた、などなど。ディズニーが好きでないからと言って、その女性のことを「好きでない」と言ったわけでなないのに、言われた方はなんだか自分を否定されたような気持ちになってしまったり、遠慮して「何でも」と答えただけなのに、まるでその交際にあまり真剣でないかのような印象を相手に与えてしまったり… 理系と文系ではそもそも相手に期待している返答が異ると思うのです。

だからと言って、理系と文系の2人が結婚に至らないかと言うと、決してそうではありません。理系でもその結論に至るまでの自分の経験、例えば、ディズニーが好きでないのは、「なんとなく気恥ずかしくてファンタジーものに触れてこなかったから」などの理由をきちんとお相手に伝えてみる。文系でもお相手が察してくれるのを待つのではなく、自分の今の気持ちを率直に口に出す。そいういったことの積み重ねで、理系と文系という最強のカップルが誕生すると思うのです。

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