結婚相手に望む条件は、年収、学歴、容姿など色々な要素があり、その好みは本当に人それぞれですが、男女問わず、ほとんどの人に共通するのは、「誠実な人」であること。お相手に誠実であることを望むのと同じくらい、ほとんどの人が自分自身も誠実でありたいと願っていると思うのです。

ところが、この「誠実」であることを、「ウソをつかない」という範疇を越え、何もかもお相手に話してしまうことと勘違いしている人 - 実は婚活の現場には多くいて、こういう人たちが婚活で苦戦を強いらていると感じます。

「正直は一生の宝」とか「正直の頭(こうべ)に神宿る」など、正直であることの大切さを唱えたことわざが数々あり、子どもの頃から学校や親から正直であること、ウソをつかないことを事あるごとに教えられてきたものです。自分がしでかしてしまったことを、他人のせいにしない、とか、宿題が出ていたことを忘れていたのに、何とかごまかそうとして叱られたり・・・・ 

大人になってからも、ウソを言わない人は同僚からも上司からも、それに取引先からも信用される ー など、盛んにビジネス書などでもうたっています。

ただ、正直でありたいと思い、感じたことや自分の過去などを何でもかんでも口にすることが「誠実」であるかと言えば、決してそうではないのと思うのです。それって、「子どもたちは残酷」と言われるように、例えば、太った人を見たら、子どもが「ママ、あの人デブだね」と指をさして言ってみたり、せっかく作った料理を「おいしくない」と言ったりするのと同じことなのではないでしょうか?自分がこう言うことで、相手がどんな気持ちになるのか子どもはわからないから、そんな事を口走ってしまうのだと思います。子どもたちは、周囲の大人たちに怒られたり、友だちの反応などをみながら、徐々にその場の雰囲気を感じ取ること、相手を不快にさせないことを学んでいくのです。

お見合いの席で、期待していたような外見でないからと言って、あからさまに態度で示したり、自分のことをよく知ってもらいたいと思ってか、時間を気にせずに一から十まで自分のことを話したりするのは、正直なのではなく、お相手の気持ちや都合を考えていないから。誰もが結婚相手の条件として挙げる「誠実な人」というのは、良いことも悪いことも口に出して言う人、感情のままに生きる人ではないと思うのです。

銀座並木通りにあるエルデザイナーズは、現役の歯科医師が運営する結婚相談所。医師や歯科医師、会社経営者や士業などのハイステータスな方々の結婚、そしてそうした方々との出会いを多くサポートしてきました。成婚まで多くの方々を導いてきた実績を誇るカウンセラーも在籍しています。上手な婚活の方法などのノウハウも豊富です。婚活に対してご不安などをお持ちの方は是非、エルデザイナーズ銀座にご相談ください。