結婚相談所を通じてお見合いをした場合、そのお相手ともう一度会いたいかどうか、つまり、仮交際に進みたいかどうかの返事を自分の担当者までが連絡をするのがルール。その日か遅くとも翌日のお昼頃まで(結婚相談所ごとに時間は異なります)には、自分の気持ちを伝え、相手からのお返事を待つことになります。双方が「もう一度お会いしたい」との返事であれば、仮交際の成立です。自分かお相手のどちから、もしくは二人ともがNGの返事の場合には、交際は不成立。フルネームも連絡先も仮交際が成立するまでは、お互いが知ることもないので、万が一、交際が不成立であっても尾を引かないのが、結婚相談所を通じた婚活の良いところ。
折角お見合いで「素敵な人!」とか「なんて可愛らしい女性なんだ!」と好感を抱いても、お相手の返事を聞いてからでないと、自分から「またお会いしたい」とか「交際希望」の返事を出せない・・・ そういった方も多く、カウンセラーとしてはもどかしいところです。
学生時代の恋愛では、なかなか「好き」とか「つきあってください」とは自分から言いだせなくて、胸が苦しくなるような思いをした ー 今から思えば、そんな甘酸っぱいような、切ないような経験をした人も多いのではないでしょうか。その反対に、自分から告白したことなんて一度もなく、いつも相手から言われたという人もいるはずです。
ただ、婚活は学生時代や社会人なりたての頃の恋愛とは違って、「待ちの姿勢」ばかりではなかなか良縁に巡り合うことができないのです。特にお見合いをして相手のことに興味を抱いたり、好感をもったような時、すぐにお相手に自分の気持ちを伝えないのは本当に勿体ないと思うのです。なぜなら、お見合いをした2人にはこれまで全く接点がなく、お見合いという短時間を除いて共通の時間を過ごしたこともないわけで、自分が相手の本心をわからないのと同じように、相手だってこちらの本心を察するなんてことはまず不可能。どんなにお見合いの席でお話が弾んだとしても、自分がほのかに抱いた好感を相手が敏感に察知してくれるようなケースは少ないと考えた方が無難というもの。
それよりも、自分の「もう一度お会いしたい」という気持ちが相手にきちんと伝わった方が、相手に自分の誠意が伝わり、また、相手が色々な理由で「どうしよう」と迷っているような場合には特に、「それならもう一度会おう」という気持ちにさせるのではないでしょうか。
とにかく、婚活は待ってばかりではダメ。「自分から告白なんてしたことがない。いつも相手から」といった輝かしい過去はさておき、いつも引っ込み思案でもこの時ばかりは勇気をもって、お見合いの後、自分の気持ちをできるだけ速やかにお相手に伝えることが良縁への近道だと思うのです。
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