かつては「国民総中流(一億総中流)」といって、多くの国民が自分の生活レベルは「中の上」、「中の中」、「中の下」と思っていたのに、気がつけば格差社会… 格差というのはいつの時代にも存在していたのに、このところその差が顕著になってきているのですよね。特にこの1年ほどはすべての物が値上がりして、それぞれの家庭に多少の差こそあれ影響を及ぼしています。

多くの人が「世知辛い世の中だ~」と嘆く中、婚活の現場にいると、まだまだ「お姫様(おひいさま)」のような暮らしを続ける女性や「エリート」意識の超高い男性がいることに驚きます。

デートといったら、フランス料理のフルコース(ディナーの時のワインは必須!)
上質のものしか身に着けない(バブルのころに買った超高額なお衣装は今も大切)
自分磨きのためには時間やお金がかかっても厭わない…

とても恵まれた家庭環境に育ち、もちろん学業や人との交流、そして仕事の面などはご本人の努力もあったとは思いますが、それでも自由に好きなことを学び、社会人になってからもそのライフスタイルを維持。世の中は変化しているというのに、それに気づかず、もしくは気づいていないふりをしながら若かりしころの価値観を持ち続けている。そうした暮らし方に一種の誇りをもっていて、お見合いの席や仮交際中のデートでもそんな暮らしの一端をのぞかせるようなことを知らず知らずのうち(もしかして意図的?)に口にしてしまう。

こうして書き連ねるとこうした「お姫様(おひいさま)」や「超エリート」気質の人たちはなんとなく鼻もちならないイメージですが、その人の「浮世離れ」したところが言い換えれば魅力なのであり、羨望の的になることだってあります。

ただ、結婚となると、ちょっと大変。家庭環境ができるだけ近く、自分の価値観を理解してくれる人となると、探すのは至難の業だと思うのです。自分の恵まれた環境のことに「心の中」で感謝しつつ、世の中にはそんな環境で育った人ばかりではないこと、環境にかかわらず優れた人や素敵な人もいることをきちんと認めることが何よりも大切なのではないでしょうか?

そして、自分の生まれ育った環境がどんなに素晴らしくても、どんなに現在の恵まれた自分に満足していようとも、それはお見合いや仮交際が始まって間もないデートの時には口にすべきではないのです。「空き樽は音が高い」との諺通り、他人の目にはうわべばかリで中身がない人に映ってしまうと思うのです。

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